たまねぎの旅日記

現実から逃げるために旅するんじゃないよ、現実と向き合うために旅をするんだよ

伯母を訪ねて三千里【アメリカ・ボストン/ニューヨーク編③】



 

2017/03/26

 

それではボストン観光に参りましょう。

起きたのは7:30頃で、伯母さんにびっくりされつつ、けど朝ごはんに丁度いい時間ね!ということでボストン市内で食べることになりました。

 

伯父様の運転する車で市内に向かいます。日本とは運転席が逆です。そして余談ですが、アメリカの車のナンバーは州ごとらしく、伯父様の車は「マサチューセッツ」ナンバーです。マサチューセッツは都会・高学歴・歴史が長いなど、かなりステータスが高いです。そんなマサチューセッツの人々は、普段は穏やかなのですが、「マサチューセッツ」以外のナンバー(例えば「フロリダ」とか?アメリカでも田舎と言われるところ)を見かけると、煽り運転するようです。実際、めちゃくちゃクラクション鳴らされてる車はマサチューセッツナンバーではなかったです。


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↑ボストンの鉄道。サウスステーションという一番大きな駅

 

駅を見つけたので寄らせてもらいました。

 


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かっこいいですね。こんな素敵車両とツーショットもとってもらいました。

今後、この鉄道には大変お世話になります。

 


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↑右にいるのは伯父様。子煩悩なイケオジ。

 

この時点で街並みが素敵なことがよく分かりますね。

もちろん、オフィス街もあり、現代的なビルが立ち並んでいますが、旧市街もそのままを保っており、現代と歴史が調和しています。例えるなら京都ですね。烏丸~河原町あたり。似ている気がします。

そんな話を伯母さんにすると、「ボストン市と京都市姉妹都市なんだよ~」と帰ってきました。 さすが。

ちなみに京都市はほかにも

等々、歴史ある都市と協定を結んでいるそうです。

 


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↑中華街入り口

 

伯母さんの勧めで、朝から飲茶をすることになりました。遠慮はいらないとのことでもりもり食べました。とりあえず有名なものは全部食べた気がします。

エッグタルトが美味しかったので、お持ち帰りさせてもらいました。

アメリカのいいところは、さまざまなレストランで食べきれなかった分はお持ち帰りボックスに詰めて帰れるところです。

「フードロス少なそう!!」と思ったのですが、そうでもなさそうなことが後々判明します。

 


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↑お持ち帰りのエッグタルト。これほんとに美味しかった。

 

 

お腹をたぷたぷ言わせながら街歩きを再開します。


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↑歩行者信号のボタン。押すと「wait!!」と言うのだが、何回聞いても「ヴェッ」という蛙が潰される音にしか聞こえなかった。

 


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↑ボストン中心の大きな公園。広すぎた。

 

公園もアメリカンサイズです。

そしてまだ雪が残っていますね。気候的には札幌に似ている気がします。

 


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↑あ、リスだ!!!

 

野生動物に触ってはいけません。例えどんなに可愛くても。エキノコックスとかエキノコックスとかエキノコックスとか、とても恐ろしいものを持っています。

触ってた観光客っぽい家族……大丈夫かな。

 


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エーコン通

 

ボストンと言えばこのエーコン通です。よくポストカードにもなっています。赤レンガの建物と石畳が素敵。この辺りの区画は昔からアメリカに住んでるかつお金持ちの人が沢山いるそう。いわば貴族の街ですかね。

道を聞いたランニングウェア姿のマダムはここに住んでるんだそう。すごいな。

 


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↑素敵of素敵

 

エーコン通を後にして公園に戻ってくると、伯父様が「せっかくだし街歩きツアーに参加しなよ」と提案してくれたので行くことにしました。

公園発、1800年代の服装をしたおじさんが「俺が生きていた時のボストンの話をするぜ!」というコンセプトで語りまくる劇場型の街歩きツアー(all English)。

もちろんここでも「中学生のちっこい子がいる!日本から来たの??すごいね!」と言われました。

 

それではハイライトをご覧ください。


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↑青い空に映える


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アメリカの英雄たちが眠るお墓


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↑白い建物は逆に珍しい


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↑謎の像


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↑これ州議事堂だった気がする

 

最後にチップを渡し、一緒に写真をとってもらいました。素敵笑顔のおじさん、まだやっているのでしょうか。

 

ここらでお昼時です。

お昼は私のリクエストでロブスターを食べることになりました。ロブスターです(2回目)。

ボストンはロブスターが有名だそう。

 

「大きいの食べな!」と言われましたが、生け簀のロブスターを見て中ぐらいのにすることにしました。十分大きい。いや、大きすぎるぐらい。


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↑これに日本だとサイドメニューとして成り立つ量のポテトがつく。

 

アメリカ人の体が大きい理由が分かった気がしました。だってこれにさらにポテトを注文してるんだもん。

ポテトは食べきれなかったのでお持ち帰りです。ロブスターは意地でも全部食べました。


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↑ごちそうさまでした。地元で評価の高いレストランらしい。

 


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ボストンは港町です。確か海上に浮かぶ博物館が有ったのですが、行った時は改修工事中でした。今度行くときは訪れたいですね。

 


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クインシー・マーケット。ボストンでも最大級の市場。今度は食べ歩きしたい。

 

さてさて、次の目的地に向かいます。ここで伯父様とは一旦別れて、伯母さんとデートです。うふふ。

 


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↑おや?おやおや?

 

ボストンと言えば!ロブスター!クラムチャウダー!そしてボストンクリームパイ!

最後のは何だ???となったでしょう。

この「Omni Hotel」が元祖のとんでもカロリー爆弾です。

 


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↑こんな感じのケーキ

 

一人用ホールケーキと言っても過言でないこのスイーツ。ぜひ食べたかったのです。

紅茶とボストンクリームパイを頼んで待機します。


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↑さっき通ったところっぽいな???

 


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↑自分の好みの濃さで淹れることができる。

 

紅茶を飲みながら待ちます。

 


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↑元祖ボストンクリームパイ。

 

……いや、クリーム多いな!?!?!?

表の写真はそんなじゃなかったぞ。

 

面食らってる私に「ケーキと苺だけ食べな~、クリームはいいよ」と伯母さん。大人しく従う私。

 

誤解なきようお伝えしたいのですが、ケーキは甘さ控え目で、スポンジも柔らかく、上のチョコレートの苦味がケーキとの相性抜群で美味しかったです。

そこで気づきます。日本人が「美味しい!」と感じる甘さはアメリカ人には「全然甘くないわ!」レベルで、そこで「甘いクリームをつけろ!」とクレームがあったんではないでしょうか。クリーム有り無しが選べるといいな。

(ケーキと苺は)ペロリと平らげました。このあとさらにカップケーキも食べます。

 


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なんかかっこいい像あった。

 

街をお散歩しながら帰ります。


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車多いな。

 


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教会。りっぱですね。

 

うろうろしていると、カップケーキのお店を見つけました。


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わぉ、カラフル。

「Georgetown cupcake」というお店だったと思います。ほんとはニューヨークにある店舗に行こうと思っていたのですが……まさかボストンにもあるとは思っておらず……


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まぁでも食べますよね。桜を型どったトッピングが可愛かったのでこれにしました。

後日、ニューヨークで当時流行っていたっぽい「ベルベットケーキ」を食べます。

甘さ控え目(アメリカ比)なので、おすすめです。

 

 

 

日も傾き始めたのでこの辺で街歩きは終了して、伯父様に迎えに来てもらいました。

次の日はボストン美術館に行きます。

 

 

 

続く